長崎市内では戦争の遺構が多数残っておりますが特に珍しく当時の面影が残っているのがこの立山の歴史文化博物館隣にある立山防空壕です
なぜかといいますと、他の防空壕と違い、ここは中に入場することができます
補強工事をして2005年から中に入れる様になっていますので是非当時を考えるためにも足を運んでみて下さい。
入場時間 午前9時30分から午後5時まで
閉まっている日 毎月第3火曜日(祝日の場合はその翌日) 又たまにですが点検等が行われている日もあります
入場料金 無料
防空壕って何?
防空壕とは主に敵の飛行機などからの攻撃から身を隠し安全を確保するために作られたシェルターの様なものです
長崎市内に残っているものの多くは壁や地面に穴を掘って作ってある簡易的なものです
また、長崎以外の場所でも全国各地に存在しますが多くの防空壕では老朽化による落盤や地表の陥没などがあり中へ入るのには危険であるため殆どが封鎖されて中へと入ることはできません
立山防空壕は全国で珍しく中へと入ることができる
立山防空壕の特別なところは実際に防空壕の中へと入ることが出来るという点です
実際に残されている多くの防空壕は崩落や陥没の危険性があり中へと入ることはできません
しかし、立山防空壕は長崎市が戦争の遺跡を後世に残そうと2005年11月、整備して中へと入場できるようになりました
また長崎市に原爆が投下された時にはこちらに本部が設置され救援活動や国への被害状況の伝達などが行われていました
防空壕周辺
防空壕の中には当時の資料や戦争時に使われていた物資や物などが展示してあります
中は少し暗くてあまり広い場所ではないので少しだけ怖さもあります
壁なども補強してあるとはいえ当時の面影を残しています
此方を見学しにきている方はあまり多くはありませんが全国でも防空壕の中に入れるという所はすくないので近くへ来た際には一度足を運んでみてください