長崎市内のお盆は他県と違って少しだけ特別な日を過ごします
もう有名?長崎市内ではお盆に先祖のお墓で花火をする
長崎市内のお盆の過ごし方と言えばやはり先祖のお墓で花火をするということです
お盆などに帰省したお孫さんなどに花火代としてのお小遣いをおじいさんやおばあさんがくれるほどです
なのでお墓の中も広く敷地が1つ1つ区切られ塀で囲い中に椅子などがあるお墓が長崎では一般的です
なので初めて他県のお墓へ行った時はかなり驚きました
隣のお墓同士が近く区切りなどもなく隣接していたのでf^_^;
花火をする時は特に音が出る花火がいい
普通に花火をする時などはあまり選択されない爆竹やロケット花火(長崎ではやびやという)など音が大きく出る花火が長崎での盆の花火では特に好まれます
精霊流しでも派手な音がする爆竹やロケット花火が飛び交いますが長崎ではお墓でもこれらの花火が飛び交います
お盆に長崎市内をあるくと精霊流し以外に空から沢山のロケット花火が打ち上げられているのに気づくと思います
長崎の人は先祖がお盆に帰ってきた時に派手に出迎えまた故人が迷わずにあの世へと帰ってもらうために大きな音のする花火を好みます
お墓ではたくさんの提灯をつけてお出迎え
長崎のお盆でのお墓の風景では当たり前の光景なのですがお墓には沢山の提灯飾られています
先祖を迎えるため、先祖が迷わない様にとのことらしいのですが提灯の数が一つ二つでなく10個も20個もというお墓もあるぐらいです
お盆前になると提灯や木枠をもってお墓に行き飾りつけます
日が沈むととても綺麗な光景がみられます
お供え物も長崎独自の砂糖で作られた盆菓子
長崎ではお供え物も独自の物があげられます
それが砂糖で作られた色とりどりの盆菓子です
蓮の花など色々な物の形で作られており、色もピンクや黄色など綺麗な色をしています
実際に食べることもできるのですがあまり美味しいものではありませんf^_^;
サクッとした砂糖をかじる感覚です
お盆にはコモにお供え物を包み流し場へと持っていく
お盆に入る頃に仏壇の前にコモを引きその上にお供え物を乗せて15日の日にコモに包んだお供え物を流し場へと持っていきます
コモとはワラなどを粗く組んだ敷物の様なものです
こちらは初盆にやる精霊流しとは違い毎年行います
長崎市のホームページなどにコモを持っていける場所の記載がありますのでそちらに持っていき線香をあげにいきます
長崎にお盆に来ることがあればこれらの違いを楽しんで!
もしお盆に長崎へと訪れることがある場合にはこれらの長崎独自の文化に注目して楽しんでみてください!